私は珈琲が嫌いだった②

こんにちは、sanaeです(・∀・)

前回の続きですが
私はコーヒーが飲めないくせに
コーヒー屋でアルバイトを始め
コーヒーって種類が違うだけで味も違うんだ~
って気付いた訳ですが

もちろん、それだけでコーヒーを好きになった訳ではありません。

私は当時「意外とコーヒーって飲めるもんだ」
と、思いはじめただけで全然好きではなかったです。

私が猛烈にコーヒーにハマった理由はこの後の
「コーヒーの接客販売」が本格的になってから。

私が働いていたお店は「コーヒー豆専門店」であって
「カフェ」ではありません。
お客様はみんな自宅で飲むコーヒーを買いに来ます。

つまり、私は「カフェ店員」ではなくて「コーヒー豆の販売員」です。
コーヒー業界を全く知らなかった私にはこれが落とし穴と言うか・・・
とにかくギャップがものすごくありました。

「お客様の注文を聞いて、そのコーヒーを出せば良い」
くらいにしか考えてなかったので
お店のレジ操作やマニュアルを覚えればすぐに接客出来るかなと思ってました。

私は皆さんにどう思われてるかわかりませんが
こう見えても真面目なタイプで
先輩の言う事はしっかりメモを取り
なかなかもの覚えは良かったと思います。

働き始めて一週間位でお店に一人で勤務させられましたが
基本的な事は全部覚えたので心配はなかったです。
コーヒーも試飲でいろんなものを飲んでいたので
「コーヒーをブラックで飲める奴」にレベルアップしてました。

そして、いざお客様の接客を一人で始めると
みんな口を揃えて言うのが

「じゃ、○○さん(先輩)が居る時に買いにくるね~」

え!?買わないの!?

なぜか買ってもらえない
レジだって打てるし・・・お店のコーヒーの事もマニュアルあるからわかるし・・・
一応、基本的な事出来るんだけど・・・なんでや・・・
悩みながらお店にも慣れた一カ月位経った頃
その理由がわかったのは、とあるお客さんの一言。

「コーヒーの事、なんにもわからないでしょ?」

あ・・・そうです。私はお店の商品についてはわかるけど
コーヒーの事はまるでわからない・・・。
精選方法?焙煎って・・・?器具?たくさんあるの?
そんな感じで、突っ込まれたら答えられないものばかり。

専門店で働いてるのに、お客様よりも知識が無い。
それを痛感した瞬間でした。

おまけに
「男の店員さん居ないの?」
「女の子でアルバイトって、わかってない子多いよねぇ」

あろうことか、私に知識が無い事と性別を絡ませてきた。

そしてこの時、私の中の負けず嫌い精神に火が付きました。

圧倒的な力で捩じ伏せる!!

おい、今に見てろよ
その言動、絶対後悔させてやる!!

そう心に決めたのでした。

ここまででわかるように、私は悔しい思いをしただけで
まだまだコーヒーの事は好きになっていません。

むしろ
「コーヒー飲んでる通な人って嫌な人だな」
ちょっと嫌いになりそうでした。

またまた長くなりそうなので
続きは明日(^o^)丿

また画像が無かったので、4年前にペットボトルで育ててた
ミニトマトの成長記録をご覧ください。
一日分の野菜の説得力が凄い画像ですね。

投稿者:

sanae

J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター1級のカフェオーナー。

「私は珈琲が嫌いだった②」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です